2020-11-19 第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
いわゆる接近阻止、領域拒否、A2AD能力の向上によって、アメリカ海軍にとっては、正規空母、また強襲揚陸艦、また大型水上艦艇、巡洋艦とかイージス艦ですね、こういうものが中国の攻撃能力によって脆弱性にさらされるのがアメリカ海軍の一番の今や懸案となり始めているわけであります。
いわゆる接近阻止、領域拒否、A2AD能力の向上によって、アメリカ海軍にとっては、正規空母、また強襲揚陸艦、また大型水上艦艇、巡洋艦とかイージス艦ですね、こういうものが中国の攻撃能力によって脆弱性にさらされるのがアメリカ海軍の一番の今や懸案となり始めているわけであります。
エアシーバトル、オフショアコントロール戦略の後継として打ち出された海洋プレッシャー戦略は、中国の接近阻止、領域拒否、A2AD、アンチアクセス・エリア・ディナイアル戦略に対抗して、九州、沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ第一列島線に配備する地対艦・地対空ミサイル部隊や電子戦のシステムなどのインサイド部隊と、第一列島線と本州からグアム、サイパン、パプアニューギニアに至る第二列島線との間に分散、展開する空母機動展開部隊
そしてその上で、この点について大綱では、今回の大綱では、周辺地域への他国の軍事力の接近、展開を阻止し、当該地域での軍事活動を阻害する軍事能力、いわゆる接近阻止、領域拒否、A2AD能力の強化という形で取り上げておられます。 さて、その大綱で言う中国が考えるところの接近、展開を阻止する周辺地域というのはどこだというふうにお考えなんでしょうか。
中国にとって、いわゆる接近阻止、領域拒否、こういう戦略の中で、北朝鮮という隣の国の重要性、こういうものもあるでしょうし、あるいは、現在の関係がどういうことなのかということが中国の態度にも影響を及ぼしている。当然日本も、中国にも働きかけをしながら北朝鮮への対応も考えていかなきゃいけない、こういう関係だろうというふうに思います。
これは米軍の資料でございますけれども、米軍は、対抗する国家が接近阻止あるいは領域拒否、アンタイ・アクセス、エリア・デナイアル、何といいますか、アクセスを妨害するような行動、能力を発揮して、東アジアにおける作戦行動を妨害されるということを非常に懸念しております。 この点を踏まえますと、我が国の南西諸島というのは実はここで言う第一列島線の一番肝に当たる部分になります。
そして、中国は、いわゆるA2AD、接近阻止、領域拒否、そういう戦略を追求していると言われております。これが進められることによって、我が国に具体的な影響、どういうものがあるか、大臣にお伺いいたします。
仮にこうした軍事施設が建設をされた場合に、一般論として申し上げれば、海警のほか海軍や空軍の南シナ海におけるプレゼンスを増大させる可能性があり、それが南シナ海全域における中国のA2AD、接近阻止、領域拒否、この能力の向上につながる可能性が考えられるわけでございます。
私自身が、地元において、この集団的自衛権行使容認の是非について地区集会、お茶の間集会等を開いて、有権者に説明をする際に、一方では、先ほども申し上げましたけれども、中国の経済的、軍事的台頭、特に、ここにいらっしゃる皆さんは御承知のとおり、人民解放軍の接近阻止、領域拒否戦略、A2AD戦略と言われるような、米軍に対する抑止力、攻撃力を高めるというような軍事的な目的というようなことを披露する。
○村上(政)委員 中国の海洋進出の問題それから海上の安全保障の問題が論じられるときに、中国の海洋戦略の中で、接近阻止とか領域拒否、A2ADと言われるものですけれども、こういったことも議論されていると思いますが、こういったことは大臣は御存じでしょうか。
先ほども話にありました、例えば接近阻止、領域拒否、いわゆるA2AD。このA2ADの能力、つまり、特定の線引きをして、そこのところに米軍が入ってこられないようにする、たとえ入ってきたとしても身動きをとれなくする、動きづらくする、そういったものを、機雷を使ったりとか、あるいは宇宙とかサイバーとか巡航ミサイルとか、こういうものを使って高めていく。
新大綱には、まず一つ、中国が接近阻止戦略をずっと進めているんだという状況認識が全くございません。さらに、アメリカが昨年の二月に出したQDRで言われたジョイントエアシーバトル構想への言及が全くございません。特に、中国の接近阻止戦略また能力というのは、例えば中国が中距離弾道ミサイルDF21を改造したそういう対艦弾道ミサイルを間もなく完成させ配備するということも言われているんですね。
中国は、近年、海軍力や空軍力などの増強を通じて、接近阻止・領域拒否、アンチアクセス・エリア・ディナイアル、A2ADと言いますけれども、この能力を高めていると言われております。特に、第一列島線の内部や、第一列島線と第二列島線の間の領域で中国がこうした能力を高めつつあるということが、今、関係者の中で大変な警戒感を呼んでいるわけです。
○柿澤委員 まさに、アメリカはQDRにおいて、こうした接近阻止・領域拒否戦略に対して、統合エアシーバトルという新しい作戦構想を提示しているところであります。西太平洋を初めとする海域において、こうした接近阻止・領域拒否能力を有する脅威に対して、空軍と海軍が、空、海、陸、宇宙、サイバー空間をまたいで能力を統合して対処していくという構想です。